農福商工連携が生んだ香川の新たな名物2025年08月18日更新
香川県琴平町で生まれた「ガァリック娘」。
この可愛らしいネーミングの商品は、単なるにんにく加工品ではありません。
地域の福祉、農業、商工業が手を取り合って生まれた、温かい物語を秘めた逸品です。

こんぴらにんにくの実力
香川県のニンニク生産は青森県に次いで全国第2位で、県内では琴平町がシェア23%で1位を誇ります。
「こんぴらにんにく」は強いにおい、大ぶり、色白が特徴で、アミノ酸の一種「アリイン」などの栄養成分が豊富という、まさに日本を代表するにんにくなのです。

農福商工連携から生まれた奇跡
琴平町社会福祉協議会では、こんぴらにんにくを障がい福祉サービス事業所で加工し、オリーブオイルの中にニンニクの成分を抽出させた「ガァリック娘」を製造し、町内のホテル、旅館、土産物店などで販売し、農福商工連携をしています。
この取り組みの素晴らしいところは、単に商品を作るだけでなく、障がいを持つ方々の就労支援と地域農業の発展、そして観光振興を同時に実現していることです。
生産者の誇り
「こんぴらにんにく」の出荷時期は5~6月で、7割近くが関東方面へ出荷されます。
これは首都圏での評価の高さを物語っています。
琴平町の農家さんたちが丹精込めて育てたにんにくが、遠く関東の食卓を彩り、そして「ガァリック娘」として新たな価値を生み出しているのです。

地域全体での応援
町内のホテル、旅館、土産物店などで販売されている「ガァリック娘」は、琴平を訪れる観光客にとって特別なお土産となっています。
金刀比羅宮参拝の思い出とともに、香川の味を持ち帰ることができるのです。
この小さな町から生まれた「ガァリック娘」は、地域の絆を深め、新たな可能性を切り開いています。
生産者さんの誇り、福祉事業所の頑張り、商工業者の知恵、そして地域住民の温かい支援。
すべてが一つになって生まれた、まさに奇跡の名物です。

